第12話 詩を読もう
〜土〜 次の詩は、金子みすヾさんの詩です。じっくり味わってみてください。
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土
こッつん こッつん ぶたれる土は
よいはたけになって よい麦生むよ。
朝からばんまで ふまれる土は
よいみちになって 車を通すよ。
ぶたれぬ土は ふまれぬ土は
いらない土か。
いえいえそれは
名のない草のおやどをするよ。
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春がそこまで来ています。さまざまな生き物が目を覚まし、活動を始める季節です。
太陽、空気、水、大地、そして人間、大自然すべてのものが力を合わせ生きています。
この自然の中に何ひとついらないものはありません。
「いる、いらない」は自分勝手な私たち人間が言っているだけなのです。
自然に対しても、人に対しても「いる、いらない」を私たち人間が欲に汚れた目で軽蔑に判断するから、毎日悲しい出来事が起こるのです。
心の中にある佛さまの目を開いて、大自然を見てください。
もう気付きましたか?いらない土も、いらない人も、この世には決して存在しないことを。 |