法話って難しく堅苦しい?
いいえ、そんなことはありません。
わかりやすく短い法話を集めてみました。
ちょっと疲れた時、心が渇いた時、是非どうぞ。

第8話 すまない

皆さんはこの言葉を一日何回言っていますか?
一年通 すと相当な回数を言っていることでしょう。
『すまない』という言葉には一般 に「誤る、おわびする」という意味があります。
目先の様々なことについて、申し訳ないという気持ちで何度となく口にしているのではないでしょうか?

しかし、この『すまない』にはそれだけの意味ではないとお大師さまは説かれておられます。
私達がこの世に生を授かる為には、先祖・両親・師友・社会・天地万物、世の中全てのものから、直接にあるいは間接に御恩の前借りをして日々の生活を営んでいます。
しかもその御恩をつぐないはまだ少ししか済んでいません。
借りたままで返済が出来ていないのです。
私達が日常なにげなしに使っている『すまない』という言葉には「御恩返しが未だ済んでおりません。
一日も早く、御恩返しが出来ますよう精進いたします」という意味が込められているのです。

私達は、世の中の御恩を離れてしまったら、水を離れた魚のようなもので一日も生きてゆかれないのです。
最近では、水を離れても生きてゆけると強がる魚が増えたような気がしませんか?

今までの読む法話↓

第1話  いのちを生かそう
第2話  父母の役割
第3話  おかげのお水
第4話  良い方へ考える
第5話  地獄見学
第6話  正座とお供え
第7話  重々帝網とインターネット
第8話  すまない
第9話  遍路と施し
第10話 誰の物?
第11話 白衣の意味
第12話 詩を読もう 〜土〜
第13話 相互礼拝
第14話 尊物(とうともの)


 

 

 
 
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