戒 名〜

○戒名の意味    

仏道を信仰し仏門を入った「しるし」として、戒めの名前を戒名または法名いいます。いわゆる僧侶の名前です。み佛に戒めをを誓い、大切なみ教えを伝え受ける儀式を出家得度といい、その時与えられる名前が『戒名』です。本来は生前にいただいておくものですが、現代ではその機会にめぐり会うことが少なくなり(信仰心が薄くなった)、亡くなった時(葬儀の時)、導師(住職)は戒を授け、み佛の世界に生まれ変わったしるしに授かります。

○悪い戒名

「良い戒名が欲しい」と言う人がいますが、戒名に良いも悪いもありません。なぜならばみ佛の前では皆平等だからです。しかし、戒名には故人の信仰心や性格、徳分などが含まれます。生前に一度もお寺にお参りしたことのない人と、熱心に信仰された人とでは、戒名のもつ価値は当然違います。

○ちょっと良い話「声を出して戒名を…1つになった絆」

戒名にこだわる人は意外と多いのですが、それは地位や名誉からの場合からで残念ながら信仰心とは別のようです。「文字数増やせ」とか「院居士が欲しい」など、日々の不信心を棚に上げて言う人もいます。その割に「お父様の戒名はどのようなお名前でしたか?」とお訊ねしてもサッと答えられる人が少ない…淋しいことです。
ある家の四十九日忌でした。住職の読経が終わり、ご親族で仏前勤行(おかんき)を唱えました。そして全てが終わった時、小さなお孫さん達が声を揃えて「南無○○○○居士さま」と七遍唱えるではありませんか。周囲はビックリです。誰が言い出したわけでなく、自主的に毎晩唱えて来たそうです。その声には「おじいちゃんを慕う心」」が溢れ出ておりました。戒名を授けた者、授かった者…そして授かった家族が1つなった瞬間でした。

 

 

 
 
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